2006年5月29日 (月)

誰も使わない機能が満載の充実したソフト

温泉宿ソフトの次に多いのが、「誰も使わない機能が満載」のソフトですね。

千社の顧客の内、ほんの2、3社のために用意されたその機能は、当初指示した社内担当者が退社してしまったために、誰も使い方がわからず、かといって消し去ってしまって良い物かどうかも判断できず延々と伝えられてきたもの多いようですな。

次に、年に1回あるかどうかわからないレアなパターンが起きたときのための機能。使い方はわかるものの操作することがむしろ面倒なので電卓で計算しています。

ゆえに全く使っていません。

しかし万一のために、その機能をはずしてしまうことはできません。

こういう人たちにとって昔のデータを捨てるなんてことはもってのほかです。

20年前に通りすがりに買ってくれたあのお客さん、このお客さんの顧客データ。

これらのデータを万一使うことになった時のためのソフトも必要でしょうね。

僕も30年以上前に学研の付録に付いていた「試験管」をいつか使うかもしれないと

思ってとってあります。この試験管はまだ使っていませんが、いつか使う日が

来るかもしれません。

それまで机の引き出しの一番奥に...。

さてさて、今までの4つのパターン。

社長の会社がこうなっていないことをお祈りしますが、さてさていかがなものでしょうか。

もし少しでも心当たりがあるなら次章をお読みください。

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パソコン担当者の機嫌を損ねないように頼むかわいい社員たち

パソコン担当者で気さくな人はまれです。なぜなら簡単なことを難しく言わないと

社内的な地位が危ういからです。

世界中でパソコンが普及し、もはや無くてはならない物となっているコンピュータ。社内でもコンピュータが止まったら大変なことになるという時代なのに、なぜか日本では、社内的地位が低いパソコン担当者。

しかしトラブルが起きたときには俄然注目が集まります。

 そんな晴れの舞台の時に、これは簡単なんだよ。これをこーして。

なんてさらっと教えてしまったら。手品師がすぐに種を明かすような物で、

「なーんだ」と社内の人に思われてしまいます。

そうなったら、もはや存在価値が無くなってしまいます。

 そこで、誰にもわからない呪文を唱え始めます。

「てぃーしーぴーあいぴーが、うーん、ぽーとが開いてないから、まっくあどれすの設定が、うーむ」。そしてまわりを取り囲む村人(社員)たちは教祖様のご神託が下るのを待ちます。

しばらくして...

「見えたぞよ。けーぶるをつなぐのじゃあ」とお告げをされます。

村人たちは救われ、やはり教祖様には逆らえないと手を合わせるのでありました。

 もちろん教祖様は、誰にも知られないように、メーカーに電話しているで、本当は何もわからなかった。なんてことなど、誰にも悟られてはいません。

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リース満了ごとにソフトを作り直しするなんてさすが社長ですね

リースが終わる頃になるとコンピュータの販売会社の営業の方が訪れます。

そして...。

「いやーまたまた5年立ちました。リース期間がもうすぐ終わりますので、そろそろシステムの入れ替えをしないと。コンピュータってのは日進月歩ですから、今お使いのソフトは新しいパソコンだと使えないんですよ。システム全体も見直しして新しくつくられたほうが良いのではありませんか。」

とコンピュータ屋さんはいうわけです。そこで社内のパソコン担当者を呼んで聞いてみると...

「そうですね。5年たつうちにいろいろと問題も起こってきていますから、システムだけでなくソフトも新しく開発した方がよいと思います。」

なーんていうわけであります。

これでパソコン担当者も、やっと社内のつまらない仕事、インターネットにつながらないとか、プリンターが動かないなんていう、くだらない話で呼び出されたりする仕事から解放されます。

もちろん社内での発言権も高まります。

言わせてもらえば、5年に一度全てを作り替えるソフトなんてものを作ること自体が、

そもそもおかしな話なんですけどね。

 

まぁこうして5年に一度、恋いこがれていた「織姫(販売会社)」と「彦星(パソコン担当者)」は再会するのでありました。

めでたし、めでたし?!。

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本館、旧館、別館、新館、日光の温泉宿もビックリ!迷路のようなソフト

 僕はコンピュータ屋ですから、いろんな会社のいろんなソフトを見るわけでして、そーするともー

「よくつくったなぁ。こんな変なソフト」というものに数多くぶち当たります。

一番多いのは僕が「温泉宿ソフト」と僕が名付ける迷路のようなソフト。

 「温泉は本館の地下から旧館を通り抜け、別館のエレベータで5階まで昇っていただき、
新館への渡り廊下をまっすぐ行った突き当たりの右側にあります。」

なーんていうソフトです。

とにかくいったい何をするソフトなのか僕らが見てもさっぱりわからない。

操作にも長年の熟練した技術が必要。

社内でもそのソフトを使える人はほんの少数という末期的なソフトです。

 推測するに、たぶん当初、ソフト(本館)を作ったものの現状にあわなかった。

そこでその部分を取り繕うためにもう一つソフト(別館)を作った。

しかし、そのソフトを作ったおかげで他にも影響を及ぼしてしまった。

そこでそれを補うために、さらに別のソフト(新館)を付け加えた。

まぁそんな事じゃないかと思います。

 こういうソフトは実に多い。「一から作り直すとお金がかかるので、なんとか安くしないと。打ち合わせ不足とか気づかなかったなんて言ったら社内的に立場がなくなっちゃうし、社長からもなんと言われるかわからない。えーい、なんか適当にウソついて作っちゃおうっと。」

というパソコン担当者の心が見え隠れ。

 さらにこの手のパソコン担当者は他人の作業効率なんかより自分の効率を考えちゃうわけですな。

たとえば、自分が3時間、他の人が7時間、合計10時間かかる仕事を、自分が2時間、他の人が10時間、合計12時間かかる仕事に変更してしまうから恐ろしい。

しかもウソが巧妙なため誰も見破ることができない。

こういう会社はお金になるのでソフト開発会社もニンマリ。

 社長の会社はこうじゃないと思いますよ。絶対。

パソコン担当者に聞いてみてくださいよ。

そんなことありません。っていいますから。ニンマリとね。

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